※個人・法人の特定を防ぐために、内容については少しぼやかした表現にしております。
ご依頼の経緯
ご夫婦は開業に向けて独学で準備を進めていましたが、日本政策金融公庫への融資申請に必要な「新規事業計画書」の作成でつまずいてしまいました。ネットで調べてテンプレートを使ってみたものの、内容が抽象的で金融機関側に「熱意は伝わるが、収益計画や資金使途が不十分」と指摘され、再提出を求められてしまったそうです。
そこで「我孫子市 行政書士 融資 事業計画書作成」と検索し、当事務所の解決事例ページをご覧いただいた上でご相談くださいました。「地域密着で、飲食業に理解のある行政書士にお願いしたい」とのことでした。
担当行政書士のコメント
今回のご夫婦は、店舗のコンセプトや料理内容には明確なビジョンをお持ちでしたが、それを数字に落とし込み、根拠を持った計画書として仕上げる点で課題を抱えておられました。まずは入念なヒアリングを行い、提供予定のメニュー、価格設定、予想客単価と回転数、営業時間、人件費、仕入れルートなどを細かく確認。実際の市場データと照らし合わせながら、現実的かつ説得力のある事業計画書を構築しました。
また、金融機関が重視する「収益性」「継続性」「返済能力」の観点から、初年度の月別収支予測を作成し、自己資金の割合や開業後の資金繰りにも言及。さらに事業の社会的意義として、地元農産物の活用や地域雇用の創出にも触れ、信頼性の高い計画書に仕上げました。
お客様メッセージ
「最初は正直、事業計画書なんてお金の計算だけだろうと思っていました。でも先生にサポートいただいて、“ただの数字”ではなく、私たちの想いやビジョンをどう伝えるかが重要なんだと実感しました。金融機関の担当者にも“とても分かりやすく、内容が具体的で安心感がある”と言っていただき、無事に希望額の融資を受けられました。今では無事に開業でき、地域のお客様にも少しずつ覚えていただいています。開業後も相談に乗っていただけるとのことで、心強い限りです。」